【サバデイ】神楽坂vsラージ編

SURVIVAL DAYS〜日本国再生記〜

略称:サバデイ


公開済みの神楽坂vsラージ戦をご紹介させていただきます。


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DAY21…熱帯林の冒険

バビロンが発生させた穴に吸い込まれ散り散りに飛ばされた一人、

神楽坂京子(かぐらざか きょうこ)は、仲間と合流できたのも束の間、

おちゃらけた男と遭遇する。





DAY22…正しい銃の使い方

京子は銃を手にしているものの、撃つことを躊躇していた。

容赦なく追撃してくるラージに苦戦を強いられる。





DAY23…マフィア時代

京子は捕まった仲間を取り戻し、最大の危機を脱して一時身を隠した。

ラージはここへ来た目的と過去に思い耽っていた。

再び対顔した時、大地を響かせる者達を目に捉える。





DAY24…この弾丸にすべてを込めて

この場所で出会った動物達と共に戦った。が、ラージはそれを呆気なく一変させる。

京子の眼差しは悲しみと憎悪に満ち、銃を強く握りしめて対峙した。





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以上、神楽坂vsラージ編でした。

イラストは一部抜粋で載せています。

全体像は是非、本編と一緒にご覧くださいm(*__)m



DAY 21 熱帯林の冒険

あぁ、風が気持ちいいな~。 全身を通り抜けていく空気が私を包み込んでくれてるみたい。動物の鳴き声が聞こえるけど、だいぶ遠い気がする。まだ、黒い穴の中なのかな? それにしては、なんかだんだん寒くなって・・・る? 「ぎぃぃぃやぁぁぁ~~~!!!!!! 死ぬ死ぬ死ぬ死ぬぅ~~~~!!!」 キョーちゃんパニック!!!!!! …じゃなくて、なんなのこれ? 確かにスースーして変だとは思ったけども! 「私、こんなの聞いてないよ? 生身だよ!?」 こんなことなら、マントの使い方ちゃんと聞いとけばよかった。 「あああああああああああああああああああああああああああああああああっ…ぐべばはぶほべあ! いたいたいた痛っ痛~い!!!」 終わった…終わったよね全部? なんか、いろんなのに引っ掛かって助かったからよかったけどさ。 「どこだろ…ここ?」 動けそうにないから、仰向けまま飛びそうな意識を頑張って連れ戻した。 見上げると、何本も木からピョンピョンって細長い葉っぱが、いろんな方向から生えて日傘みたいに私を覆ってたの。 その隙間から、見たことない鳥さんたちが楽しそうに飛んでるのが見えた。 「うわぁぁ~~♡」 首だけ動かして景色を変えているうちに体の痛みはどこへやら。気づいたら、迷路みたいな叢の中を私は走り回ってた。 分け入っても分け入っても草。あんまり多すぎて前に生えてるデッカイ木に頭ぶつけちゃった。全然気づかなかったんだもん。 鳥さんたちに怒られそうだったから食べなかったけど、木の実って美味しいのかな? せっかく『味覚』ってのが判ってきたから、今度かじってみよっと。特に、赤くて小っちゃいのが美味しそうだった! 黒鉄さんたちがいた場所と似てるけど、進めば進むほど入り組んでて、ここの方が緑がワッサワッサしてる感じ。奥が空洞になった狭い道を、腰を屈めて通り抜けるたら開けた場所に流れる泉を発見。その光景に見惚れていると水浴びをする動物たちの中の一頭と目が合ったの。 体を黒い毛で覆った、クルクルで先端が水色の角を持つ”死鹿(しか)”に似たその子は水面からゆっくり顔を上げると私に気づいた様子だったから、互いにじっと見つめ合っちゃった。 静かに見つめる角の持ち主さんに笑いかけると、両方の角を淡く光らせて応えてくれた。黄色と水色のコントラストが綺麗なその光は、私を歓迎してくれてるって思っとこ! 辺りを見

脳ミソここに置いてきましたが、何か(@_@)?

Satsuki's storehouse

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