2017.01.22 09:00風の子 夕暮れを横目に家路を急ぐ少年。強い風が吹いてふと空を見ると、少女が風に飛ばされていた。 少年は驚きのあまり自分の目を疑ったが、すぐさま走り出し、少女の手を掴んだ。そこでまた驚いた。 体の重さを感じられないほど少女は軽かった。手を離せば再び風に飛ばされていきそうなほど...